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『絶望先生史上最高の巻』
第八巻は絶好調の出来であり、漫画で笑うことのほとんどない私でも笑えた。作者のギャグを見つける視線の鋭さと細かさと幅広さに驚かされる。絵も昭和前期のような背景が魅力的だ。時事ネタは、芸能界などからの圧力を恐れない勇気を感じさせる。59ページの「ゴマキの弟のキャバクラ通い」って、最近逮捕されたあいつのことか!と思わず苦笑した。短いページでこれだけのネタを盛り込める人はこの作者だけだろう。
そのなかでも、一番面白かったのは木津千里の「28歳の生活」だった。この3ページの内容はうますぎる。28歳独身OLの特徴を見事に表現している。サボテンに話しかけるときや、母からの電話の直後の表情とセリフが絶妙である。絶望先生も言っているが、せつなさを雰囲気によって表しているのだ。この3ページだけでも、作者がかなりの芸術家であると感じられた。